| 2005年10月23日 駆除データ |
| 2005年10月23日の駆除大会で駆除した外来魚の一部を 無作為抽出して、データ化してみました。 |
| UPDATE 2006/1/26 |
| ブルーギル | ||||||||||||||||||||||||||||||
◆捕獲地点：志那中◆
♀：♂＝22：28 雄率56% （50個体） |
| １０月２３日 「外来魚駆除大会」の湖況観測データ |
| 透明度(唐崎沖)：１．２ｍ （採水日：2005年10月17日） 琵琶湖・環境科学研究センターの琵琶湖水質調査による コメント：前日の降雨を要因とする水温・透明度の低下、強い南風・それにともなう 波浪と水草の漂着によりかなり駆除効率が低下すると予想されたにもかか わらず、水温は低いものの風の影響の少ない内湖側ではアバンダントに駆 除され、また、懸念通りの最悪コンディションとなった本湖側でもコンス タントに駆除が進行した。 駆除個体としてはやや大型個体に偏った構成となっており、雄率は例年の 同時期と有為な差は認められない。生殖腺は成熟しておらず、雌雄ともに 繁殖可能な状態の個体は１個体もなかった。胃内容物は消化の進行したエ ビの他、サカマキガイを大量に食べている個体が目立った。 寄生虫の発見率は前例がない程高く、１８％の個体から発見された。また 過半数でギル１個体から複数の寄生虫が検出され、その位置も、従来の腹 腔内ではなく、表皮に近い筋肉中に嚢包を形成している例があり、脊椎に 近い位置に寄生したものは体腎からの出血を引き起こし、血腫を形成して いる例もあった。 |