これまで琵琶湖を戻す会はさまざまなイベントで外来魚問題の啓発を目的として「生きたブラックバス・ブルーギルの展示」を行ってきました。しかし、2005年6月1日の外来生物法施行によってこれら外来魚を生きたまま運搬・飼育することが禁止され、これまでのように生体展示のための輸送や一時飼育もできなくなってしまいました。
そこで、従来通りの生体展示が可能になるよう、2005年に琵琶湖を戻す会は環境大臣・農林水産大臣に宛ててこれら外来魚の飼養許可を申請してきました。しかし、飼養はあくまでもこれまで飼育していた者が対象となり、琵琶湖を戻す会のようにイベントの度に捕獲して展示する行為にはそぐわないとの当局の判断から、申請内容を「防除認定」に切り替えて、防除活動の一環として場合によっては生きたままの運搬と一時的な保管が行われる旨を申請し、2007年3月20日付けで防除の認定を受けました。（※2011年3月末で認定期限を迎えることから防除認定延長の申請をおこなったところ再度認定され、防除認定期間は2021年3月31日までとなりました）

よって、琵琶湖を戻す会が防除活動の一環として生きたブラックバス・ブルーギルの展示もしくはそのための運搬や一時的な保管を行う場合は防除認定申請時に提出した防除計画に基づいて合法的に行われているものであることをお知らせ致します。

※申請中の展示については当局の指導によりこれまでの慣例行為であることがわかるよう過去の展示状況の写真を貼付し、申請中である旨を表示して行いました。



　　　＞＞＞　防除認定書 (2011年更新)


　　　＞＞＞　防除認定を受けた実施者一覧（環境省のサイト）

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