活発な梅雨前線が日本列島上に停滞中の中での開催となった今回のエリ漁体験ですが、奇跡的に直前の予報では午前中の降水確率は0%で、それを裏付けるように集合時間には夏の強い日差しが照りつけていました。
今回は大人19名、子供11名の計30名での開催となりました。
エリに着くと、手を挙げていただいたお父様を中心に、数名の方に「ツボ上げ」という作業を手伝ってもらいました。
それでも徐々に網は狭まってきました。
大きめの在来魚としては、コイやニゴイが入っていました。
今回確認出来た魚種は下記の通りです。
カムルチー・ブラックバス・ブルーギル・コイ・ニゴイ・ワカサギ・コアユ・ホンモロコ・カマツカ・ウグイ他
しかも雨脚はどんどん強くなるばかり。
仕方なく琵琶湖大橋の下に一時避難することになりました。
しかし、雨はますます酷くなり、風も出てきて湖上は嵐のようになってきました。
これ以上待っても回復する気配は無かったので、この時点でイベントの中止を決定し、土砂降りの中港を目指しました。
港に着いた頃には参加者の皆さんは、文字通り全身ずぶ濡れとなってしまいました。
※天候の回復も望めないこともあって、今年の地曳き網体験とハス群落の湖上遊覧は中止とさせていただきました。
★今回の試食会は琵琶湖博物館「うおの会」が主催する「2009年湖魚に親しむ会」と合同で開催しました。
料理方法も様々で、刺身・塩焼き・フライ・唐揚げ・甘露煮・アラ汁などで味わいました。
今回は悪天候のためにイベントを一部中止してしまいましたが、来年以降も楽しみながら琵琶湖の自然を知っていただけるようなイベントにしたいと思っていますので、皆さんの参加をお待ちしています。