今回の外来魚駆除大会は、滋賀県が11月10・11日に開催する「第27回全国豊かな海づくり大会」のプレイベントである湖づくりキャンペーン事業の一環として、5月27日に開催した「第六回琵琶湖外来魚駆除の日」に引き続き滋賀県と共同での開催となりました。
今回は一般参加者の中に団体参加があり、大阪のろうきん（近畿労働金庫 堂島支店）さんから150名でご参加いただいたこともあって、草津市志那中湖岸緑地で開催した駆除大会では最高となる３０２名の皆さんにご参加いただきました。（滋賀、大阪、京都、兵庫、奈良、福井、愛知、東京、神奈川、栃木の10都府県から参加）
今回はリピーターが56名で、新規参加が９６名もいらっしゃいました。
この日は天候面でも過去最高とも言えるほど恵まれ、終日快晴で厚くも寒くもなく、また風や波もなく、絶好の行楽日和となりました。
しかし、あいにく魚の食いが良くなくて午前中は全くと言っていいほど釣れない状態が続きました。
それでも裏の内湖や横の水路ではそこそこ釣れており、また午後からは受付正面湖岸でも釣れ始め、最後には何とか３４．８kgを駆除することが出来ました。
今回釣れなかった理由は「前夜に大雨が降ったために急激に水温が下がったため」との意見もありましたが、水温は昼には２０度Ｃ近くまで上がりブルーギルが活動するには十分過ぎる水温がありました。さらには、「前夜夜間に同所で行われたバス釣り大会のボートの影響」との指摘もありましたが、一番考えられるのは同所で３日間続けて行われたコイ釣りによる沖合の撒き餌にギルが誘引されてしまった可能性が一番高そうです。以前にも同じようなことがありましたが、その時もブルーギルの腹の中にはコイ釣りの練り餌がいっぱいに詰まっていました。
今回は８割以上の方が初めて参加された方々だったので、本来の姿を見ていただきたかったのですが、それが叶わず残念な結果に終わってしまいましたが、また次の機会にご参加いただければと願っております。
また、当日は県のイベントに協力して参加者の皆さんに湖岸清掃も行っていただきましたが、綺麗に見える湖岸からたくさんのゴミを集めていただきました。
こちらもご協力有り難うございました。
☆会の主旨をご理解いただいた上で、餌購入の際に多大な便宜を図っていただいた林兄弟商会さん、有り難うございました。
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NHKの大津放送局も取材に来て下さり、当日の様子は
滋賀ローカルの「おうみ発６１０」で紹介していただきます。
2007年11月9日（金）18:10〜19:00 放映("クローズアップ琵琶湖"コーナー後) |
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